Codex Cloud でのコーディングタスクの実行、タスクファイルの保持、アカウントやワークスペースとの連携について説明します。
概要
Codex Cloud は、OpenAI が管理するコンピューターでコーディングタスクを実行します。プロジェクト用の環境を準備すると、デスクトップ、ウェブ、モバイルからタスクを開始し、作業を続けられます。
利用条件
対象プランと使用上限については、ChatGPT プランでの Codex の使い方をご覧ください。管理対象のワークスペースでは、管理者がクラウド上の Codex へのアクセスも管理します。
プロジェクト用の環境の準備
クラウド環境には、Codex がプロジェクトで必要とするリポジトリ、ツール、依存関係、アクセス設定がまとめられています。環境を公開すると、そのセットアップを新しいタスクでも再利用できます。
環境の作成と公開は、デスクトップまたはウェブで行います。環境の準備が整えば、対応する各デバイスのタスクで利用できます。
詳しい手順は、Codex Cloud のセットアップと設定をご覧ください。開発者ガイドでは、リポジトリの接続、環境の準備とテスト、認証情報の追加、ネットワークアクセスの設定、プライベートサービスへの接続について説明しています。
タスクの実行と結果の確認
公開済みの環境を選び、Codex に実行してほしい内容を伝えてください。たとえば、バグの調査、コードの変更、プロジェクトのテスト実行などを依頼できます。各タスクは、それぞれ隔離されたワークスペースで、準備済みのセットアップから開始されます。作業ファイルや変更内容もタスクごとに分かれています。
クラウドタスクは、お使いのコンピューターがスリープ状態でも実行を続けられます。デスクトップまたはウェブで環境を作成して公開すると、モバイルのタスクでもその環境を選択できます。同じクラウドタスクを、対応するデバイスを切り替えながら続けることもできます。自分のコンピューターで実行中のタスクへのリモートアクセスは、別のワークフローです。
作業の成果を利用する前に、変更内容とテスト結果を確認してください。追加の変更が必要な場合は、同じタスク内で作業を続けてください。
作業の継続とセットアップの更新
未完了の作業を続けるには、元のタスクに戻ってください。新しいタスクを開始すると、別のワークスペースが作成されます。他のタスクの未コミットの変更は復元されません。重要な作業内容は、ソース管理システムにコミットしてください。
デフォルトでは、保存された仮想マシン(VM)の状態は、最後にターンを開始した時点、またはタスクを再開した時点から最大 7 日間復元できます。この復元可能期間は、保存された VM の状態に関するものであり、会話履歴の保持期間ではありません。
環境の公開済みセットアップに加えた変更は、新しいタスクに適用されます。既存のタスクは、それぞれの状態を保持します。プロジェクトで別のツール、依存関係、アクセス設定が必要になった場合は、クラウド環境の更新をご覧ください。
よくある質問
クラウドの操作項目が表示されない、または使用できない理由
目的のアカウントとワークスペースにサインインしていることを確認してください。利用の可否は、プランとワークスペースの設定によって異なります。管理対象のワークスペースでは、クラウドへのアクセス権と、実行しようとしている操作に必要な権限を管理者に確認してもらってください。オーナーや管理者であっても、ご利用のプランですべての機能が使えるとは限りません。
GitHub に接続済みでも、タスクからリポジトリへのアクセスやプッシュができない理由
接続した GitHub アカウントにリポジトリへのアクセス権があり、そのリポジトリが環境に含まれていることを確認してください。各ユーザーは、自分の GitHub 接続を使用します。環境へのアクセス権があっても、リポジトリの権限やタスクの Git 設定は別途必要です。
リポジトリの選択、環境の準備、コードの取得、変更のプッシュのうち、どの段階で失敗するかを特定してください。リポジトリのセットアップと接続要件については、Codex Cloud 用のリポジトリの接続をご覧ください。問題が解決しない場合は、失敗する手順を添えてサポートにお問い合わせください。
タスクやそのファイルを利用できない場合の対処法
元のタスクを開いていることを確認してください。それでも作業内容にアクセスできない場合は、タスクのリンクまたは ID がわかれば添えて、サポートにお問い合わせください。作業内容に最後にアクセスした日時と、何が見つからないのかもお知らせください。
環境の共有で共有されるもの
ChatGPT Enterprise で環境を共有すると、権限を持つワークスペースのメンバーが、その環境の準備済みセットアップを利用できるようになります。ただし、他のユーザーのタスクへのアクセス権や、環境の編集権限が自動的に付与されるわけではありません。
準備済みのファイルや、環境に属する認証情報・接続を通じて、チームメンバーが共有リソースにアクセスできる場合があります。個人用ボールトの値がチームメンバーにコピーされることはありません。共有する前に、チームメンバーが利用できるファイル、認証情報、接続を確認してください。詳しくは、Enterprise での環境の共有をご覧ください。
従来のクラウド版 Codex の今後の扱い
移行期間中、コードレビュー、セキュリティレビュー、既存の Linear および GitHub 連携ワークフローは、引き続き Codex Cloud(レガシー)を使用します。
対応するレガシー環境は、新しい環境に移行できます。移行はユーザー自身が開始するもので、元の環境は変更されません。既存のレガシータスクの履歴も引き続き閲覧できます。環境のセットアップと設定については、Codex Cloud 開発者ガイドをご覧ください。
データに関する制限
クラウド上の Codex は、OpenAI の BAA の対象外です。保護対象保健情報(PHI)の処理には使用しないでください。詳細は、HIPAA 対象の製品と機能をご覧ください。
