概要
チームタスクを使うと、ChatGPT で定期的な作業をチームメンバーと共同で管理できます。タスクは、承認済みツールとワークスペース接続を使い、スケジュールや対応するトリガーに従ってクラウド上で実行されます。権限のあるチームメンバーは、結果の確認や指示の更新を行い、業務の変化に合わせてタスクを管理できます。
定期的な実行が必要で、複数の人が管理する作業にチームタスクをご活用ください。たとえば、次のような用途に使えます。
承認済み情報源から、顧客に関する変化をまとめたダイジェストを毎日作成
進捗、課題、次のステップ、情報源へのリンクを含むプロジェクトの週次報告を、承認済みの Slack チャンネルに投稿
選択したドキュメントや最近の更新内容から、会議の議題と説明資料を作成
選択した情報源から、調査概要を定期的に作成
共同で所有することで、作成者が不在でも同僚がタスクを管理できます。タスクがアクセスできる情報や実行できる操作は、設定された接続と権限によって決まります。
利用対象
チームタスクは、ChatGPT Business と ChatGPT Enterprise のワークスペースで利用できます。利用できる機能や操作は、ワークスペースの権限によって決まります。Enterprise 管理者は、ロールベースの制御を使って、チームを作成できるユーザーや、チームタスクを作成・更新できるユーザーを指定できます。
開始前の準備
タスクを所有するワークスペースとチームを使用してください。
必要なアプリとモデルをチームが利用できることを確認してください。
タスクで使用する情報源、実行する作業、期待する結果を明確にしてください。
チームの選択
タスクを実行するワークスペースでチーム一覧を開き、所属するチームを選択してください。チームの作成、メンバーシップ、共有リソースの設定については、ChatGPT のチームをご覧ください。
チームタスクは、保存された指示とチームに設定された接続を使い、チームのサービスアカウントでクラウド上で実行されます。チーム用に作成したタスクは、個人アカウントのタスクにはなりません。
アクセス権について
タスクを作成・管理できるかどうかは、チームへの所属とワークスペースの権限によって決まります。ワークスペースの権限があっても、チームに追加されたり、すべてのタスクへのアクセスが許可されたりするわけではありません。必要な操作ができない場合は、ワークスペース管理者に問い合わせてください。
チームメンバーは、各操作の権限に応じてタスクの表示、実行、編集、一時停止、再開、削除を行えます。チーム自体を削除できるのは、チームのオーナーのみです。実行の会話で行える操作は、その実行へのアクセス権によって決まります。ワークスペースの権限とチームのロールの関係については、ChatGPT のチームをご覧ください。
ワークスペース管理者は、社内ツールへの承認済み接続を管理し、利用できるユーザーを指定します。チームのタスクで接続を使用する前に、接続先のアカウントとそのアクセス権を確認してください。
ワークスペース接続と指示の設定
ワークスペース管理者は、ワークスペース接続を設定し、利用できるユーザーを管理します。チームのオーナーは、利用可能なワークスペース接続のうち、チームで有効にするものを選択します。タスクは、接続先アカウントの権限を使って情報にアクセスし、許可された操作を実行します。
各接続は、指定されたアカウントを使用します。利用できるデータや操作は、そのアカウントの権限によって決まります。チームメンバーは、一人ひとりが個人アカウントを接続しなくても、承認済みのアクセスを共用できます。
タスクを作成する前に、必要な接続をチームで利用できるかどうか、ワークスペース管理者に確認を依頼してください。たとえば、プロジェクトの進捗報告を Slack に投稿するタスクには、参照元のドキュメントへのアクセス権と、選択したチャンネルへの投稿権限が必要です。
必要な接続の準備
タスクに必要なアプリと、利用する情報や操作を明確にしてください。
ワークスペース管理者に、承認済み接続を設定し、チームで利用できるようにすることを依頼してください。
タスクに必要なワークスペース接続を選択するよう、チームのオーナーに依頼してください。あなたがオーナーの場合は、アクセス権のある接続を選択してください。
接続先のアカウントを確認し、必要な情報源や出力先にアクセスできることを確かめてください。
タスクに必要なプラグインを追加し、それらが提供するツールや指示を確認してください。
プラグインが無効になっている場合や、適切な接続が利用できない場合は、ワークスペース管理者にアクセスについて問い合わせてください。
プラグインの追加や共有は、アカウントの接続とは別の操作です。プラグインはツール、スキル、指示を提供し、設定された接続はアプリへの必要なアクセスを提供します。プラグインを共有しても、個人のアプリ接続は共有されません。
タスクで有効なワークスペース接続を使うために、チームメンバーがそれぞれ同じサービス側のアカウントを接続する必要はありません。ワークスペースと接続の権限は引き続き適用されます。
タスクを実行する前に、必要なアプリへのサインインを済ませてください。無人実行では、新たなアプリへのサインインを代わりに完了することはできません。サインインを済ませても、接続済みアプリでの操作に必要な承認が不要になるわけではありません。
タスクの指示の作成
タスクに保存する指示には、情報源、出力形式、確認基準を含めてください。チームメンバーが定期的な作業を管理するために必要なガイダンスも追加してください。ChatGPT Space をチームと共有しても、そのすべてのコンテンツが毎回の実行時の指示に含まれるわけではありません。チームタスクは、作成者個人の保存済みメモリ、カスタム指示、チャット履歴を自動的に引き継ぐことはありません。
チームタスクの作成
タスクを所有するチームを開いてください。
チームのスケジュール済みセクションで、新しいタスクの作成を開始してください。
所有するチームを確認し、タスク名を入力してください。
使用する情報源、実行する作業、期待する結果を明記した指示を入力してください。
トリガーを選び、実行タイミングまたはイベント条件を設定してください。
プラグインと、モデルを含む詳細設定の各項目を確認してください。
作成を選択してください。
チームが利用できるモデルを選択してください。個人のアカウントで利用できるモデルでも、チームのサービスアカウントでは利用できない場合があります。
実行タイミングまたはイベントの選択
定期的な作業にはスケジュールを、1 回限りの実行には日時を使用してください。タイムゾーンはタスクごとに保持されます。タスクを作成・更新する前に、保存する実行タイミングとタイムゾーンを確認してください。
タスクは、Gmail の新着メールや Slack の新着メッセージなど、接続済みアプリの対応するアクティビティに応じて実行できます。チームで利用可能なトリガーを選び、必要な接続と権限が設定されていることを確認してください。
Slack のトリガーでは、監視するチャンネルを選択してください。タスクを開始するきっかけとなるアクティビティを記述し、保存する前に条件を確認してください。
例:プロジェクトの週次報告の下書き作成
チームタスクを使って、プロジェクトのドキュメントから週次報告の下書きを作成できます。
作業を担当するチームを選び、そのチームの接続でプロジェクトのドキュメントにアクセスできることを確認してください。
タスクの指示にドキュメントへのリンクを含め、出力内容を説明してください。例:「これらのプロジェクトドキュメントを使って、進捗、課題、次のステップをまとめた週次報告の下書きを作成してください。各報告項目に情報源へのリンクを含めてください。」
スケジュールを選択し、実行するタイミングを設定してタスクを作成してください。
今すぐ実行を選択し、過去の実行を開いて、下書きとその参照元を確認してください。
必要に応じて編集を選択して指示や設定を調整し、再実行して結果を確認してください。
Slack または Microsoft Teams からの開始
組織で @ChatGPT が有効になっている場合は、定期的な作業の設定を依頼できます。タスクを所有するチーム、実行する作業、実行するタイミングを指定してください。選択されたチームを確認し、求められた接続設定を完了してください。
例:「毎週平日の朝に、これらの承認済み情報源から、顧客に関する変化をまとめたダイジェストを顧客担当チーム向けに作成してください。」
Slack チャンネルや Microsoft Teams の会話は、タスクを設定するための入り口です。タスクを所有するチームと、使用する接続を確認してください。個人のチャットプラットフォームのアカウントから、チームにアプリへのアクセス権が自動的に付与されることはありません。
タスクの実行と結果の確認
タスクの詳細を開いてください。
今すぐ実行を選択すると、保存された指示を使って実行を開始します。
過去の実行を開き、実行を選択して会話と結果を確認してください。
あなたや他のチームメンバーに返信権限があれば、その実行の会話で追加の質問をしたり、結果を改善したりできます。次回以降の実行に使う指示や設定を変更するには、タスクの編集を選択してください。
実行にアクセスできても、そこにリンクされた参照ドキュメントや、接続済みアプリで作成されたファイルに自動的にアクセスできるわけではありません。これらのリソースには、引き続き接続済みアプリの共有権限が適用されます。
結果を確認して、依頼した作業が成功したかどうかを確かめてください。ファイルの更新やメッセージの送信を行うタスクの場合は、更新先や送信先も確認してください。時間ベースのスケジュールの完了は、今後の実行予定がないことを意味します。個々の実行で作業が正常に完了したことを示すものではありません。
今後の実行の管理
タスクの管理画面で、お使いのアカウントで利用できる操作を選択してください。
編集:タスクに保存された指示や設定を変更
一時停止:今後のスケジュール実行とイベントをトリガーとする実行を一時停止
再開:今後の実行を再び有効化
削除:タスクを削除
すでに進行中の実行は、別途確認してください。タスクを一時停止または削除しても、進行中の実行が中断されるとは限りません。
使用量と支出について
チームタスクに適用される支出制限は、ワークスペース管理者が管理します。個人用のスケジュールタスクの制限によって、共有作業の支出上限が決まるわけではありません。
タスクで使用量や支出上限に関するエラーが報告された場合は、メッセージを記録し、ワークスペース管理者に該当するワークスペース設定の確認を依頼してください。
再試行する前に、タスクの実行履歴を確認してください。特に、メッセージの送信やファイルの変更を行うタスクでは重要です。
タスクのトラブルシューティング
期待する結果が見つからない場合
正しいワークスペースとチームを開いていることを確認し、タスクの詳細を開いてください。
過去の実行を開き、該当する実行を探してください。見つかった場合は開いて、結果とエラーメッセージの有無を確認してください。
保存されたスケジュールやイベント条件を確認し、タスクがいつ実行される設定になっているかを調べてください。
実行時にアプリへのアクセスエラーが報告された場合は、接続と接続先アカウントの権限を確認してください。
メッセージの送信やファイルの変更を行うタスクを再実行する前に、前回の実行でどこまで処理されたかを確認してください。
問題が解決しない場合は、チーム名とタスク名、予定されていた実行時刻とタイムゾーン、エラーメッセージの全文、試した手順をワークスペース管理者またはサポートに伝えてください。
選択したモデルが利用できない場合
選択したモデルをチームが利用できなくなると、タスクは一時停止します。
タスクの編集画面を開いてください。
詳細設定で利用可能なモデルを選び、保存を選択してください。
再開を選択し、次回の実行を確認してください。
アプリが情報にアクセスできない、または操作を実行できない場合
チームに設定されている接続を確認し、その接続で使われているサービス側のアカウントを特定してください。
サービス側のアカウントが、必要な情報にアクセスできるか、該当の操作を実行できるかを確認してください。
タスクで選択されているプラグインと、保存された指示を確認してください。
個人のチャットで成功するリクエストは、別の接続を使っている可能性があります。プラグインを再度共有するだけでは、個人のアプリ接続が共有されたり、接続済みアプリの権限が付与されたりすることはありません。
操作やタスクが見つからない場合
正しいワークスペースとチームを開いていることを確認し、ワークスペース管理者に関連する権限の確認を依頼してください。チームを作成する権限があっても、すべてのチームや実行にアクセスできるわけではありません。
よくある質問
チームとグループの違いは何ですか?
ワークスペースのグループは、管理者がメンバーを整理し、リソースを共有し、割り当てたロールを通じて機能へのアクセスを管理するために役立ちます。グループは手動で管理することも、組織の ID プロバイダーから同期することもできます。
チームは、ChatGPT でメンバーが集まり、ページや ChatGPT Space を共有し、定期的なタスクを管理するためのものです。ワークスペースのメンバーは、権限があればチームを作成できます。たとえば、管理者はグループを使って部門に機能へのアクセス権を付与し、同僚同士ではチームを作成してプロジェクトのリソースや定期的な作業を共有できます。
チームに所属していても、ワークスペースの権限を超える操作はできません。詳しくは、ChatGPT Enterprise と Edu でのグループ管理をご覧ください。
ChatGPT を閉じていてもタスクは実行されますか?
はい。チームタスクはクラウド上で実行されるため、予定された実行のために ChatGPT を開いたままにしたり、パソコンをスリープさせずにおいたりする必要はありません。ただし、タスクに必要な接続と権限は引き続き必要です。
タスクにはどのような指示を含めればよいですか?
使用する情報源、実行する作業、期待する出力、確認基準を含めてください。チームメンバーが確認・管理できるよう、重要なガイダンスはタスクに保存しておいてください。ChatGPT が過去のすべての実行をコンテキストとして使うとは限りません。
次回以降にタスクが実行する内容を変更するにはどうすればよいですか?
タスクに保存された指示や設定を編集し、次回の実行を確認してください。他のチームメンバーがタスクを理解し、管理できるように、共通のガイダンスは保存する指示に含めてください。
失敗した実行は自動的に再試行されますか?
一部の一時的な実行エラーでは、自動的に再試行されます。実行中にアプリの操作が失敗しても、必ずしも自動再試行されるわけではありません。再試行する前に、過去の実行で結果とエラーの有無を確認してください。
