概要
ワークスペース管理者は、GitHub からワークスペースのディレクトリにプラグインマーケットプレイスをインポートできます。マーケットプレイスは、インポートするプラグインを一覧にした JSON カタログです。インポート後は、毎日の同期によってリポジトリの変更が反映され、プラグインが最新の状態に保たれます。
マーケットプレイスの同期でインポートされるのは、プラグインのコンテンツです。ワークスペースメンバーのアカウントの接続や、プラグインに含まれるアプリへのアクセス権の付与は行われません。
プラグインとそれに含まれるアプリの概要については、ChatGPT と Codex のプラグインをご覧ください。
開始前の準備
マーケットプレイスのリポジトリと、そこから参照されるほかのすべてのリポジトリを読み取れる GitHub アカウントを使用してください。github.com 上のパブリックリポジトリとプライベートリポジトリに対応しています。
インポートに使用するアカウントが対象のリポジトリにアクセスするために必要な GitHub 組織の承認を済ませてください。
リポジトリの内容を確認してください。インポートでは、プラグインごとの個別の承認手順なしで、有効なプラグインすべてが処理されます。また、その後の同期で新しいプラグインが追加されることもあります。
新しいプラグインの初期設定は、インストールポリシーが利用可能、認証のタイミングがインストール時となっています。新しいマーケットプレイスでは、毎日の自動同期が有効になっています。インポート後は、各プラグインのワークスペース設定と必要なアプリを確認してください。
マーケットプレイスのインポート
管理コンソールに移動し、対象の ChatGPT ワークスペースを選択して、プラグインを開きます。次に、追加を選択し、マーケットプレイスをインポートを選びます。
ソースに、
https://github.com/example/team-pluginsなどのリポジトリ URL を入力します。ブランチやフォルダの URL ではなく、リポジトリの URL のみを使用してください。マーケットプレイスがサブディレクトリにある場合は、パスにそのディレクトリを入力します。たとえば、
team-tools/.agents/plugins/marketplace.jsonの場合はteam-toolsと入力します。リポジトリのルートにある場合は、パスを空欄のままにします。マニフェストのファイル名は入力しないでください。必要に応じて、ブランチ、タグ、またはコミットを入力します。空欄にすると、リポジトリのデフォルトブランチが使用されます。今後のコミットを反映するには、ブランチを指定します。特定のコミットを指定すると、そのリビジョンに固定されます。
マーケットプレイスをインポートを選択し、プロンプトが表示されたら GitHub へのアクセスを許可します。
インポート結果を確認し、インポートした各プラグインを開いて、インストールポリシーと必要なアプリを設定します。
非常に大規模なマーケットプレイスの場合、初回のインポートには最大 1 時間かかることがあります。その後の毎日の同期は、通常数分で完了します。
インポートできないプラグインがある場合は、レポートにエラーの説明が表示されます。その場合も、ほかの有効なプラグインはインポートできます。
対応形式
選択したディレクトリには、対応する以下のいずれかのマニフェストが必要です。
Codex マーケットプレイスの場合:
.agents/plugins/marketplace.jsonClaude 互換マーケットプレイスの場合:
.claude-plugin/marketplace.jsonマーケットプレイスのマニフェストがない単体の Claude プラグインの場合:
.claude-plugin/plugin.json
マーケットプレイスのエントリは、同じリポジトリ内のプラグインフォルダや、対応している GitHub リポジトリソースを参照できます。ワークスペースへのインポートは、ほかの Git ホストや、npm などのパッケージレジストリをソースとする形式には対応していません。
対応形式、JSON の例、ソースの各フィールドについては、プラグイン管理をご覧ください。
ワークスペースアクセスの設定
プラグインのコンテンツは GitHub から提供され、インストールと認証はワークスペースの設定で制御されます。インポートや同期では、AVAILABLE や ON_USE などのリポジトリ内のポリシー値は適用されません。これらの設定は、ワークスペース内のプラグインごとに行ってください。
インストールポリシーで、対象となるロールごとに利用可能またはインストール済みを選択します。必要なアプリも有効にする必要があります。また、メンバーは接続先サービスへのアクセス権を持ち、必要な認証を完了する必要があります。
プラグインの更新を同期した場合や、既存のプラグインを GitHub 管理に移行した場合も、ワークスペースポリシーは維持されます。プラグインをインポートしても、アプリへのアクセス権が付与されたり、メンバーのアカウントが接続されたりすることはありません。
ワークスペース内の操作、アプリへのアクセス、ワークスペースの管理機能については、プラグインとアプリの管理機能、セキュリティ、コンプライアンスをご覧ください。
プラグインを最新に保つための更新
新しいマーケットプレイスでは、更新の有無が毎日確認されます。自動同期を待たずに更新をリクエストする手順は次のとおりです。
管理コンソールに移動し、対象の ChatGPT ワークスペースを選択して、プラグインを開きます。
マーケットプレイスを開き、対象のマーケットプレイスを選択します。
今すぐ同期を選択します。
同期では、マーケットプレイスの新しいエントリの追加と、既存のプラグインの更新が行われます。自動同期によって、改めてインポート操作を行わなくても新しいプラグインがインポートされることがあるため、リポジトリの変更はマージ前に確認してください。
同期結果の確認
同期後は、ステータスと保存されたレポートを確認してください。完了 — エラー N 件は、同期は完了したものの、一部のプラグインを処理できなかったことを示します。
既存のプラグインの更新内容が無効な場合は、最後に正常に動作していたバージョンが保持されます。その場合も、ほかの有効な更新は完了できます。報告された問題を GitHub で修正し、今すぐ同期を選択して再試行してください。
個別にインポートしたプラグインの管理画面に更新が表示されている場合は、それを使って該当のプラグインを更新してください。プラグイン一覧を更新は、表示中の一覧を再読み込みするだけで、GitHub からの同期は行いません。
エントリとマーケットプレイスの削除時の動作
リポジトリからエントリを削除しても、ワークスペースにインポート済みのコピーは削除されません。そのプラグインには、ソースから削除済みと表示されます。
ChatGPT でマーケットプレイスを削除すると、そこからインポートしたすべてのプラグインが削除されます。GitHub の再接続や所有者の変更を目的として、マーケットプレイスを削除しないでください。
GitHub 接続の再設定またはアクセスの変更
マーケットプレイスの同期には、インポートを行った管理者の GitHub 接続が使用されます。そのアカウントには、マーケットプレイスのリポジトリと、そこから参照されるすべてのリポジトリへのアクセス権が継続して必要です。
元のアカウントの再接続
インポートに使用した GitHub アカウントが、必要なすべてのリポジトリへのアクセス権を引き続き持っていることを確認してください。
最初にマーケットプレイスをインポートした管理者に、ChatGPT で GitHub プラグインを開き、アカウントを再接続するよう依頼してください。
新しい管理者への引き継ぎ
新しいワークスペース管理者は、次の手順で自身の GitHub 接続を使い、同じマーケットプレイスをインポートできます。
管理コンソールに移動し、対象の ChatGPT ワークスペースを選択して、プラグインを開きます。次に、追加 > マーケットプレイスをインポートを選択します。
ソース、パス、ブランチ、タグ、またはコミットに、既存のマーケットプレイスで使用しているものと同じ値を入力します。
マーケットプレイスをインポートを選択し、プロンプトが表示されたら GitHub へのアクセスを許可します。
以降の同期には、新しい管理者の GitHub 接続が使用されます。新しい管理者のアカウントには、マーケットプレイスのリポジトリと、そこから参照されるすべてのリポジトリの読み取り権限が必要です。
既存プラグインの GitHub 管理への移行
アーカイブとしてアップロードされたプラグインや、まだ GitHub ソースで管理されていない既存のワークスペースプラグインは、マーケットプレイスを使って管理できます。既存のプラグインは、同じワークスペース内にあり、プラグイン名が一致している必要があります。別の GitHub ソースで管理されているプラグインは、この方法では管理を引き継げません。
マーケットプレイスで既存のプラグインを指定する手順は次のとおりです。
管理コンソールに移動し、対象の ChatGPT ワークスペースを選択して、プラグインを開きます。プラグインを開きます。
その URL の
/admin/plugins/に続くプラグイン ID をコピーします。マーケットプレイスの
plugins配列内の該当エントリで、nameやsourceと並べて、その ID をpluginIdとして追加します。プラグインのplugin.jsonファイルには追加しないでください。
プラグインの ID、共有設定、ワークスペースポリシーは維持されます。以降の更新元は GitHub となるため、後からアーカイブをアップロードして置き換えることはできません。
移行の例と要件については、プラグイン管理をご覧ください。
既存アプリの参照
プラグインは、ルートにある .app.json で既存のアプリを参照できます。ファイル名の先頭にはドットを含め、プラグイン ID ではなくアプリの ID を使用してください。ネイティブプラグインの場合は、.codex-plugin/plugin.json の apps フィールドを ./.app.json に設定します。
この参照によってアプリが作成されたり、追加の権限が付与されたりすることはありません。アプリの既存のワークスペースアクセス、認証、アクション制御、接続先サービスの権限が引き続き適用されます。
JSON 形式については、プラグイン管理をご覧ください。
「デスクトップ専用」ラベルの意味
デスクトップ専用と表示されているプラグインは、ウェブ版の ChatGPT では実行できません。インポートしたプラグインが mcp.json や .mcp.json などで MCP サーバーを宣言している場合、サーバーがリモートの HTTPS URL を使用していても、このラベルが付くことがあります。.app.json の参照を追加するだけでは、デスクトップ専用ラベルは解除されません。参照先のアプリは、メンバーのロールで利用可能である必要があります。また、そのアプリの通常のアクセス要件と認証要件も適用されます。
