OpenAI は、適用される EU AI 法の要件に準拠したモデルの開発に取り組むとともに、お客様が自社のコンプライアンス対応に必要な情報にアクセスできるよう支援しています。このページでは、役立つ情報やリソースを定期的に更新します。
この記事は一般的な情報提供のみを目的としたものであり、法的助言を提供するものではありません。お客様、開発者、およびユーザーは、自らに適用される法的義務を評価し、遵守する責任を負います。
EU AI 法に対する OpenAI のアプローチ
責任ある AI ガバナンスに対する OpenAI のアプローチ(EU AI 法の実践規範への支持を含む)について詳しくは、ブログ記事「欧州全域で責任ある AI を推進する」をご覧ください。
OpenAI はまた、フロンティア・ガバナンス・フレームワークを公開しました。このフレームワークでは、EU AI 法の汎用 AI に関する実践規範をはじめとする新たな法的要件と、当社の安全性およびセキュリティに関する取り組みがどのように整合しているかを説明しています。フロンティア・ガバナンス・フレームワークは、高度な AI システムがもたらす深刻なリスクを当社がどのように評価・管理するかを説明した、当社の Preparedness Framework を基盤としています。
安全性に対する当社の取り組みについて詳しくは、 安全性へのアプローチ および デプロイメント安全性ハブ をご覧ください。これらのページでは、System Card、安全性評価に関する情報、その他の技術アップデートを公開しています
EU AI 法における禁止行為
EU AI 法第5条は、許容できない水準のリスクをもたらす特定の AI 利用を禁止しています。OpenAI は技術的な安全対策を講じています。また、お客様、開発者、ユーザーにも、EU AI 法が適用される場合に禁止されている AI の利用を避けることを含め、適用法令を遵守するよう求めています。
OpenAI のサービスを使用して、以下を含む EU AI 法上の禁止行為を行ってはなりません。
危害をもたらす可能性が高い方法で、潜在意識に働きかける手法、操作的な手法、または欺瞞的な手法を用いて、人の行動を著しく歪めること。
重大な危害をもたらす可能性が高い方法で、個人または集団の脆弱性(年齢、障害、社会的・経済的状況に関連するものを含む)を悪用すること。
人または集団に社会的スコアを付与し、その結果、不当、不釣り合い、または無関係な不利益な取扱いをもたらすこと。
プロファイリングや性格特性のみに基づいて、ある人物が犯罪を犯す可能性を評価すること。
インターネットまたは CCTV 映像から顔画像を無差別にスクレイピングし、顔認識データベースを作成または拡張すること。
職場や教育現場で感情を推測すること(医療上または安全上の例外が適用される場合を除く)。
法執行における限定的な場合を除き、人種、政治的見解、労働組合への加入状況、宗教、性生活、性的指向などの機微な属性を推測する目的で、生体データを使用して人々を分類すること。
法執行を目的として、一般に立ち入り可能な場所でリアルタイムの遠隔生体識別を行うこと(法律で認められた限定的な場合を除く)。
OpenAI のサービスの利用方法についての詳細は、当社の 利用規定および 規約とポリシーをご確認ください。欧州委員会も禁止行為に関するガイダンスを公開しており、自らに適用される義務を確認する際に役立ちます。
透明性とトレーニングデータの概要
EU AI 法第53条第1項(d)に基づく義務を履行するため、OpenAI は、当社の汎用 AI モデルのトレーニングに使用したコンテンツに関する概要を公開しています。
コンテンツの来歴と AI 生成コンテンツ
OpenAI は、コンテンツが AI によって生成または編集された可能性があるかどうかを、人々がより適切に理解できるようにする取り組みも進めています。当社は、コンテンツの来歴を示すために多層的なアプローチを採用しており、Content Credentials、C2PA への準拠、画像および音声向けの SynthID による電子透かし、一般公開されている検証ツールなどを活用しています。
これらのツールは、コンテンツの出所や、OpenAI のシステムに由来する来歴シグナルが含まれているかどうかについて、より詳しい情報を提供するように設計されています。来歴確認や検出の手法に完璧なものはなく、シグナルが削除されたり、編集やプラットフォームの変更によって失われたりする場合があります。そのため、OpenAI は、標準、電子透かし、検証ツールを組み合わせた多層的なアプローチを支持しています。
OpenAI がお客様による来歴関連の義務への対応を支援する方法
当社のコンテンツには、C2PA メタデータや SynthID による電子透かしなどの来歴シグナルが組み込まれており、お客様による追加の投資なしで簡単に引き継ぐことができます。
openai.com/verify Web ポータルに加えて、お客様は当社の Content Provenance API を使用して、来歴シグナルが存在するかどうかを検出することもできます。
詳細については、より安全で、透明性の高い AI エコシステムに向けたコンテンツ来歴の推進およびヘルプセンターの記事をご覧ください。
お問い合わせ
次の事項については、当社のEU AI法報告フォームからお問い合わせください。
EU AI 法に関する EU のお客様向けサポート(関連するモデル文書の請求を含む)
OpenAI による「汎用 AI モデルの実践規範」の著作権に関する章の遵守についての苦情
セキュリティインシデントを報告する場合は、OpenAI の「協調的脆弱性開示ポリシー」に記載された方法に従い、暗号化したレポートを直ちにご提出ください。
ご報告の受領をお知らせしたうえで内容を確認し、お寄せいただいたフィードバックを当社のプロセス改善にどのように役立てられるかを検討いたします。
